矯正歯科

矯正で歯並びを美しく整えることは、かみ合わせの根本的な改善にもつながります。

不正咬合(ふせいこうごう)は、悪いかみ合わせのこと。当院では、歯並びを整えるという外見的なメリットに加え、全身の健康に良い影響を与えるかみ合わせの改善をもたらす矯正治療を行っています。

中川歯科医院の矯正歯科治療

矯正治療のメリット

矯正は、神経が通っている歯や歯根を残したままの歯を正しい位置に移動させる治療です。正しい位置に歯を動かすことで、正面や横顔の歯並びが整いますし、かみ合わせが正しくなるよう移動させるので、全身のバランスも整います。

かみ合わせが良くなることで、健康な身体へ

歯並びが乱れているとかみ合わせも悪くなり、バランスが乱れることで肩こり、腰痛、膝痛、片頭痛、イライラなど、身体のさまざまな部分に悪い影響を与えます。歯並びを整えてかみ合わせを正しい状態にすることは、お身体に現れている多くの不調を解消することにもつながります。
また、食べ物をよく噛んで食べることが可能になるため、消化器官への負担も軽減し、内側から健康になっていきます。さらに、歯ブラシが届きにくい部分が少なくなるので、虫歯や歯周病の予防にも役立ちます。

性格が前向きになり、明るくなる

歯並び悪くて、思い切り笑うことができないということはありませんか? 昨今では、歯科先進国である欧米人と仕事でのお付き合いが増えてきており、ご自分の口元が気になっている方が増えています。
矯正治療は、歯並びをきれいに整えますので、いろいろな場面で容姿に自信が持てるようになります。治療を受けられた患者さまが、明るく前向きな性格に変わっていくケースがとても多いのが矯正治療の大きな特長です。

矯正の治療費

上下顎矯正治療費 777,000円 
上顎矯正治療費 388,500円
下顎矯正治療費 388,500円

※すべて税別です。
※症例によって、料金が異なってくる場合があります。詳しくは、お問い合わせ下さい。

不正咬合について

歯並びの整った良いかみ合わせを「正常咬合(せいじょうこうごう)」、歯並びが乱れ悪いかみ合わせを「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。

不正咬合の原因

1.歯周病や虫歯によるもの

虫歯や歯周病によって乳歯や永久歯を失ってしまうと、その両側の歯が次第に空いた所に移動したり、傾斜したりしていきます。これによって歯並びが乱れ、かみ合わせが悪くなります。また、乳歯の虫歯を放置したり、治療しなかったりした場合、その下にある永久歯がその影響を受けて不正咬合になることもあります。

2.生活習慣によるもの

昔に比べてやわらかい食事が増えてきている近年では、噛む回数が減っているため、顎が充分に発達しないことがよくあります。逆に、日本人の体格は良くなっていますので、それぞれのパーツも大きくなっています。つまり、スペースの少ない顎に大きな歯が生えてこようとしているので、歯並びが乱れるケースも増えているのです。歯が重なり合って生えてくる「叢生(そうせい)」はスペース不足と大きな歯による不正咬合です。ほかに、乳幼児が行う指しゃぶりなどの癖は、「上顎前突(じょうがくぜんとつ)」「開咬(かいこう)」といった不正咬合の原因になります。

3.病気等によるもの

なんらかの病気により歯の本数が足りない場合や、アレルギー性鼻炎などで鼻呼吸が出来ずに口呼吸だけをしているといった原因によって不正咬合になる事があります。口呼吸は、不正咬合の大きな原因のひとつです。

4.遺伝によるもの

親が「出っ歯」だと子どもも「出っ歯」になることがあると言われています。子どもの体格や顔が親に似るのと同じで、歯並びも親からの遺伝を受ける場合があります。ただし、必ず遺伝するというものではありません。

不正咬合の種類

上顎前突(じょうがくぜんとつ)

「下顎遠心咬合(かがくえんしんこうごう)」とも呼ばれます。いわゆる「出っ歯」ですが、学校保健法での判断基準では、上の前歯が下の前歯より8㎜以上出ているものとされています。上顎の過成長によるもの、あるいは下顎が上顎より奥に引っ込んでいる状態です。

下顎前突(かがくぜんとつ)

いわゆる「受け口」です。骨格的に下顎が大きい状態のことで、学校保健法での判断基準では、3本以上の歯が上下反対の咬合になっているものとされています。 上下の前歯が、前後逆に噛んでいる「反対咬合」も下顎前突に含まれます。

開咬(かいこう)

奥歯をしっかりかんでも前歯がかみ合わず、上下の歯の間にすき間ができてしまうかみ合わせのことです。学校保健法での判断基準では、奥歯をかんだ時に上下の前歯のすき間が6㎜以上出来るものとされています。逆に、前歯がかみ合った時に奥歯がかみ合わない場合もあります。

叢生(そうせい)

歯が生える場所が足りないなどが原因で、歯がでこぼこに生えている状態のことです。「八重歯(やえば)」も叢生の一種です。また、歯が正面を向かずにねじれて生えている「捻転」もあります。 学校保健法での判断基準は、2本の歯が4分の1以上重なり合うものとされています。

他に、上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)、過蓋咬合(かがいこうごう)、交差咬合(こうさこうごう)、正中離開(せいちゅうりかい)、切端咬合(せっぱこうごう)などの不正咬合があります。


当院では不正咬合治療として、矯正治療のほか、歯牙移植、インプラントなどの治療も行っています。

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